JR嵯峨嵐山駅から徒歩3分、嵯峨嵐山駅から嵐山方面へ向かう観光客で賑わう通り沿いに、白とブルーの色合いが可愛いレトロなカフェがあります。私は二年ほど前に初めて伺ってから、木のぬくもりを感じるお店の雰囲気と、スイーツや紅茶の美味しさが気に入り、大好きなカフェの一つになりました。今回は近所の友人3人でランチに行ってきましたのでご紹介します。
- TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店の場所
- TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店の行き方
- 嵯峨嵐山駅からTEA ROOM 京都・嵐山本店への行き方
- TEA ROOM KIKI 京都・嵐山店とは
- クリームティー付きサンドウィッチのランチ
- 歴史ある元郵便局の店内
TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店の場所
TEA ROOM KIKI 京都・嵐山本店の行き方
電車で
阪急電鉄「嵐山駅」から徒歩18分
嵯峨嵐山駅からTEA ROOM 京都・嵐山本店への行き方
今回のスタートはJR嵯峨嵐山駅です。改札を出たら、南(左)、嵐山方面へ向かいます。
南を向いたところです。南口へ向かって階段を降ります。
階段を降りたら、斜め左へ進みます。
南口を出て、斜め左を向いたところです。三叉路になっているので、南(右手)へ向かいます。
ゆるやかな坂道を南へ下っていきます。
180mほどゆるやかな坂道を下ると、左手に京都銀行があります。この四辻を西(右)へ向かいます。画面右手に写っている白い車の方向です。
西を向いたところです。この道を40mほど進みます。
右手にTEA ROOM KIKIがあります。地元の私は、以前この場所にあった木造のレトロな郵便局のことも覚えています。その建物が2021年にリノベーションされ生まれ変わったのがTEA ROOM KIKIなのです。レトロでおしゃれな外観と、おいしそうなメニューの看板に惹かれて、立ち止まっている観光客の方もたくさんおられました。
TEA ROOM KIKI 京都・嵐山店とは
TEA ROOM KIKIは、イギリススタイルのティールームです。日本人の味覚に合う茶葉を厳選し、紅茶と自家製スコーンを味わう「クリームティー」という文化の発信を目指しています。この「クリームティー」、クリーム入りの紅茶、というわけではなく、スコーンと紅茶のセットを意味するイギリスの喫茶習慣のことだそうです。スコーンにクロテッドクリームという濃厚なクリームが必ずセットでついてきて、スコーンにたっぷり塗って食べることからクリームティーと呼ばれるようになったそうです。
写真左下の白いクリームがクロテッドクリーム
TEA ROOM KIKI紅茶&スコーン専門店は、京都・嵐山本店を始め、梅田、名古屋、日比谷にも店舗があります。そのうち京都・嵐山店は、築100年の郵便局跡地をリノベーションしたレトロな空間で、イギリスの老舗陶器ブランド「バーレイ」の食器を使用したお食事を提供しています。優美な絵柄を愛でながら、ランチタイムやアフタヌーンティーを楽しみ、ゆったりとした時間を過ごして欲しいとのことです。
色鮮やかで繊細な絵柄のティーカップが店内のカウンターに並びます。
クリームティー付きサンドウィッチのランチ
今回私たちは、そんなクリームティーがセットになったサンドウィッチのランチをオーダー。私は鶏むね肉とキャロットラぺのサンドウィッチにしました。ちなみにこのサンドウィッチには、サラダとオムレツもつきます。
手前左から鶏むね肉とキャロットラペのサンドウィッチ(2,442円)、奥はアールグレイツナのサンドウィッチ(2,442円)、手前右はスモークサーモンのサンドウィッチ(2,464円)いずれもサラダ、オムレツとスコーン&ティーフリー付
私がオーダーした鶏むね肉とキャロットラぺのサンドウィッチのお味は…
鶏むね肉はしっとりとやわらかで、添えられたキャロットラぺの甘酸っぱさにセミドライトマトの濃厚な甘みと香ばしいくるみが良いアクセントになっています。上に載ったアルファルファとキュウリはシャキシャキ、赤いエディブルフラワーが華やかさをプラス!ふんわりとした優しい甘さの食パンがこれら全てをまとめて、かなり食べ応えがあります。
先に提供されたサラダは発酵玉ねぎとリンゴのドレッシングが爽やかな甘さで、自家製バスク風オムレツにはしめじ、エリンギ、ブロッコリー、ニンジン、ベーコン、枝豆などが入って一口ごとに様々な味や食感が楽しめて、これも結構ずっしりとボリュームがあります。
先に提供されたオムレツとサラダ
そして私が最も楽しみにしていたのが、先にご紹介した手作りスコーン!スタッフの方のアドバイスに従い、半分に割って、ジャムとクロテッドクリームをたっぷり塗っていただきます。北海道産契約栽培の小麦粉と国産バターを使用したスコーンは、ほんのり温かく表面はサクッと、内側はホロっとした優しい歯ざわりで、濃厚なクロテッドクリームと甘酸っぱいラズベリージャムを塗ると、サンドウィッチでお腹いっぱいのはずなのに、幾らでも食べられそうでした。
バラエティ豊かなティーフリーのメニュー
更に、KIKIのこだわりでもある、ティーフリーは20種類以上ある茶葉からスタッフおすすめの様々なお茶を随時淹れていただけます。このティーフリー、自分で選ぶことは出来ないのですが、その分、自分では選ばないような様々な味のお茶を楽しむことが出来て、「次はどんな味かな?」とワクワク!1時間半ほどの食事時間中に6~7杯はいただきました。私が一番気に入ったのは「翡翠レモン」というお茶。これは緑茶とジャスミンをベースにレモングラス、ペパーミント、コーンフラワーをブレンドした爽やかな味で、しっかりした味のスコーンを食べきった後の満腹感を落ち着かせてくれ、後味をすっきりさせてくれました。その他にもアールグレイをベースにバニラとラズベリーを効かせた甘い香りのベリーフレジェや、しっかりした紅茶らしい香りとまろやかな香りが特徴のビンテージゴールデンも美味しかったです。
カップも一人一人違うデザインのもので提供され、見比べるのも楽しい!
歴史ある元郵便局の店内
店内には、たくさんの種類の茶葉やバターサンドなどのお菓子が、これまたアンティークな棚に美しく並んでいます。この棚は元の郵便局から引き継いだものだとか。リノベーションしたとは言え、レトロな店内の雰囲気に元々この場所にあった棚はしっくり馴染み、新たな役割をしっかり果たしていました。
このお店で出会って気に入った紅茶やスコーンなどは、このレトロな棚などに並んでいて購入することが可能です。今回一緒にランチをいただいた友人も自宅用に茶葉を購入していました。
今回はグランドメニューのサンドウィッチのランチをいただきましたが、季節の果物などを使用したアフタヌーンティーなども人気だそうですので、次回は優雅なティータイムを楽しむのもいいな…と思いました。
写真:TEA ROOM KIKIで提供されているアフタヌーンティ「いちご泥棒」(2024年4月30日まで)を紹介するパンフレットより
TEA ROOM KIKIは天龍寺まで徒歩5分、京福電鉄嵐山駅へも徒歩7分ほどですので、観光の休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
嵯峨嵐山周辺にはたくさんのおすすめスポットがあります。