いつも観光客で賑わう嵐山の渡月橋から北へ徒歩約10分弱。住宅街の中にあるおしゃれなカフェ「neige(ネージュ)喫茶とおやつ」は、インスタで見つけてずっと行きたかったお店でした。不定期営業のためか、なぜか私が行くとお休みのことが多くなかなか行けなかったのですが、先日ようやく念願かなって訪れることが出来ました。期待通りのおしゃれな店内と美味しいおやつ、そして素敵な店主さんが迎えてくださる癒しのカフェでした。
neige喫茶とおやつの場所
neige喫茶とおやつの行き方
電車で
京福電鉄「嵐山駅」から北へ徒歩約8分
バスで
京都市バス11、28、93系統「嵯峨小学校前」下車徒歩1分
今回のスタートは京福電鉄「嵐山駅」です。
駅を出たら嵐山のメインストリート「長辻通」を北(右)へ向かいます。
嵐山のランドマーク天龍寺の前も通り過ぎ、更に北へ向かいます。
天龍寺から北へ約400mほど進むとJR嵯峨野線の踏切があるので更に北へ進みます。
250mほど北へ進むと丸太町通に出ます。右斜め前に見えている木に囲まれているところが嵯峨小学校です。
交差点を西(左)へ曲がります。
西(左)へ曲がったところです。そのまま西へ進みます。
道の北側にお店があります。新築のおしゃれなお家で、駐車場もあります。
neige 喫茶とおやつとは
neige(ネージュ)は2018年3月にオープンされました。季節の果物を使った自家製おやつやドリンク、嵯峨で焙煎されているサルーコーヒーも提供されています。地域の方にとって普段使いできる身近な存在のカフェを目指しているそう。店名のneigeの意味をお聞きしたところ、neigeはフランス語で雪という意味で、店主さんのお名前が「ゆき」さんなのと響きが良いから、とのことです。
さっそく入ってみると、期待通りの雑貨屋さんのようなおしゃれな店内です。ドライフラワーや生花、雑貨などセンスよく飾ってありました。
店内のMGMはボサノバがかかっていて、お店の雰囲気にぴったり。店主さんは白いコットンのロングワンピースがお似合いの気さくで素敵な方でした。
店内はカウンター席、四人席、二人席など全部で10席ほど。
今回オーダーしたのは、去年インスタで見つけてずっと食べたかった桃のパフェです。
今年の夏に入って「まだかな~?」とチェックし続け、ついにその季節がやって来ました。
ちょっとピントがぼけていてすいません。てっぺんには大きな桃がどーんと一個まるごと載っていて大迫力!ホイップクリームにかかったジャムも桃味です。
中にもゴロゴロと大きめにカットされた桃やアイスクリーム、紅茶のゼリー、ヨーグルトなどがぎっしり。そのほか、ふんわりして美味しい一口大の焼き菓子は何だろう?と思い、店主さんに伺うと、シフォンケーキとのこと。何と贅沢~❤お店のイメージキャラクター(?)ネコをかたどったバジル味のクッキーとサクランボも添えられて、最後まで飽きずに食べられます。写真だとあまり大きそうに見えませんが、全部食べたらお腹がはちきれそうなボリュームで大満足!メインの桃もちょうど食べごろの柔らかすぎず硬すぎない美味しい桃でした。
店内におしゃれにディスプレイされた雑貨は、素敵な手作りアクセサリーの他にneigeのマフィンやパフェのイラストがデザインされたレターセットやコースター、フレークシールなどもありました。これはneigeのお客さんがインスタの写真を見ながら忠実に再現したイラストをもとに、お客さんご自身がどんどんグッズを作って下さったそう。一つ一つ見ているとどれも本当に美味しそうで、また色々食べてみたくなります。
この日は私一人でお邪魔しましたが、店内には若い女性二人組や、おそらく地元の常連さんと思われるママ友グループ、私のように「インスタで見てパフェが食べたい」とおっしゃる年配の男性(!)、観光客の外国人の方がふらりと訪れたり(満席のため入れず帰られましたが…)どんな人でも受け入れてくれる親しみやすい雰囲気がneigeにはあるようです。
地元の方も、観光客の方も美味しいスイーツや料理でほっこり癒され笑顔になるneigeは、「おしゃれな雑貨が似合うこんなお家で、美味しいスイーツを食べたい!」という私の憧れのイメージをすべて実現したような、本当に素敵なお店でした。季節のフルーツを使ったマフィンやトースト、サンドウィッチなどもあるので、今度は友人と一緒にゆっくりおじゃましたいと思いました。こじんまりしたお店ですぐに満席になってしまうので、本当はあまり人に教えたくないのですが、やっぱりたくさんの人にお勧めしたい、そんな気持ちになるお店です。嵯峨嵐山観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。不定期営業なので、訪れる際はインスタでチェックしてくださいね。
嵯峨嵐山周辺にはたくさんのおすすめスポットがあります。