小学生だった頃、デパートで開催されたマリー・ローランサンの展覧会のポスターを一目見て、彼女の絵の幻想的な美しさにノックアウトされた私。「これを見に行きたい!」と親にねだり、初めて自分の意志で展覧会を見に連れて行ってもらったのを今でも鮮明に覚えています。そして、その大好きなマリー・ローランサンが久しぶりに京都で見られるということで、会期も終了間際の6月初旬に出かけてきました。
今回はこの「マリー・ローランサンとモード展」の会場である「京都市京セラ美術館」への行き方をご紹介します。周辺の平安神宮を中心に有名な神社仏閣や美術館、動物園など文化施設も集まる岡崎エリアは、京都でも人気の観光スポットでもあります。
(この展覧会は2023年6月11日で会期を終了しています)
京都市京セラ美術館の場所
https://maps.app.goo.gl/cyAcz9dQErwvpTiz5
京都市京セラ美術館の行き方
●電車で
JR・近鉄・地下鉄「京都駅」から約35分
・5系統(A1のりば)、86系統(D2のりば)
阪急「京都河原町駅」から約17分
・46系統(Eのりば)、5系統(Hのりば)
京阪「三条駅」から約8分
・5系統(Dのりば)
今回のスタートは地下鉄東西線「東山駅」です。改札を出たら右へ向かいます。
右を向いたところです。このまま進みます。
出口1へ向かいます。
出口1から出たところです。三条通に出ますので東(左)へ向かいます。
三条通を東へ向いたところです。このまま250mほど進みます。
三条神宮道の交差点を北(左)へ曲がります。
神宮道を北へ向いたところです。写真左奥にチラっと見えているのが平安神宮の大鳥居です。
神宮道を250mほど北へ進むと仁王門通に出ます。平安神宮の大鳥居に向かって信号を渡ります。
仁王門通の信号を渡り、更に神宮道の信号を東(右)へ渡ります。大鳥居の右側の木の向こうに見えているのが京都市京セラ美術館です。
信号を渡り、北へ向かいます。道沿いに京都市京セラ美術館の案内板(?)があります。恐らく京都市京セラ美術館の前身京都市美術館の頃からあったと思われるレトロな外観ですね。
京都市京セラ美術館に到着です。
京都市京セラ美術館とは
京都市京セラ美術館は、1928年(昭和3年)に京都で挙行された即位の大礼を記念し、関西の財界や美術界、市民の寄付により「大礼記念京都美術館」として開館。鉄筋コンクリートの近代建築に和風の屋根をのせた特徴的な外観は、昭和初期に流行した和洋折衷の建築スタイルで、公立美術館として日本で現存する最も古い建築です。
上の写真を見ると「京都美術館」の文字の上にうっすら「大礼記念」の文字の跡が見えます。開館当時の姿を垣間見ることが出来ますね。
戦後、「京都市美術館」と名称を変更。京都画壇など京都ゆかりの作品コレクションを誇り、美術系大学の多い京都ならではの地元密着型展覧会も頻繁に開催。「ツタンカーメン展」や「ルーブル展」など新聞社主催の大規模展覧会は京都ではこの京都市美術館で開催されることが多いという印象でした。
2020年のリニューアルに伴い京セラが命名権を取得し、2020年3月の再オープンに先立ち、2019年から京都市京セラ美術館という呼称に変更されました。
こちらのメインエントランスは従来の正面玄関をそのままに、一段掘り下げたところに新たな玄関を作ることで、“京都市美術館”のイメージを壊すことなく、機能的なエントランスを実現させました。
入館すると、「マリー・ローランサンとモード展」と「コレクションルーム春期」の案内板が。
こちらの受付で観覧料を払います。
地下からこの大階段を上がって行きます。
今回はここまでです。
次回、本題の「マリー・ローランサンとモード展」の内容をご紹介します。