東山七条にある静かな寺院 智積院から南へ徒歩5分のところに、cafe nido(カフェ ニド)があります。nidoとはイタリア語で巣という意味だそう。文字通り、あたたかく落ち着ける巣のようなカフェでした。
cafe nidoの場所
cafe nidoの行き方
バスで
京都市バス 58,88,202,207,20系統で「今熊野」下車徒歩1分
電車で
JR京都駅から市バス206系統清水寺・祇園・百万遍・北大路バスターミナル行きで
JR東福寺駅から徒歩12分
智積院から南へ徒歩5分
今回のスタートは智積院です。
智積院入口は東大路通に面しているので、この通りを南へ向かいます。写真は南へ向いたところです。約300m南へ歩きます。
300mほど歩くと今熊野の交差点があるので、西へ渡ります。
信号を渡って西へ50mほど歩くと到着です。お店の外にテラス席もあり、街中なのに爽やかな風が吹き抜ける心地良い空間です。
cafe nidoとは
京都東山で、ワインに合う欧風家庭料理を提供されています。
nidoはイタリア語で巣。初めてでも何故だか懐かしいような感じで落ち着く…そんなお店を目指しているそうです。
Facebookによると、昨年10周年を迎えられたとか。若いご夫婦で切り盛りされているようですが、インスタグラムやFacebookには地域のイベントにも積極的に参加されている記事があり、長く地元の方に愛されるお店のようです。
イタリアンのお店のようですが、カトラリー入れにはフォーク、ナイフ、スプーンに加えお箸もセッティングされていました。
食べ応え満点のランチ
ランチタイムにお邪魔したので、お店の前にはランチメニューの可愛い看板が。
看板メニューはラザニアのようでしたが、とても暑い日だったので、熱々のラザニアはちょっと…と思い、パスタコース(1750円)にしました。
夏の地野菜たっぷりプレート、今週のスパゲッティーニA or B、自家製パン、本日のデザート、お飲み物の充実したコースです。
オーダーして10分も経たないうちに一品目、夏の地野菜たっぷりプレートが。
これだけでもかなりのボリュームです。
レタス、生ハム、ポテトサラダ、野菜のピクルス(ビーツ?キュウリ、キャベツ)、地鶏のレバームース、キャロットラぺ
全体的に酸味を効かせたしっかり味でワインとも合いそうです。キャロットラペはクミンも効いて美味しい~
手作りパンは外はパリッと中はしっとりもっちりして、ほんのり甘く食べ応えがあります。
そしてメインの自家製ベーコンと万願寺唐辛子のトマトパスタがこちら。見た目はナポリタンにそっくりですが、似て非なるもの!個人的には甘ったるくて太麺のナポリタンは苦手なので、出された時は、正直「しまった!」と思いました。
でも、頂いてみると…まず麺は細めでツルツルと食べやすく、私好みです。万願寺唐辛子はシャキシャキと爽やかでほのかな甘みも感じられます。自家製ベーコンはしっかりした豚の味とスモークの風味が効いて、トマトの酸味とフレッシュな甘みのトマトソースが全体をまとめ、チーズのコクとピリッとした唐辛子の辛味が味を引き締めています。シンプルな見た目とは違い、様々な味がお互いを引き立て合い、とても満足感の高い大人のトマトパスタでした。
最後にお楽しみの本日のデザート(バナナのシフォンケーキ)とアイスティー。
バナナとホイップクリーム、ピスタチオも添えられ、とろりとかかったキャラメルソースが味を引き締めます。シフォンケーキのしっとり、もっちり感がたまりません!今まで食べた中で一番しっとりしたシフォンケーキでした。
アイスティーのストローが金属製で、同じSDG'Sでも紙のストローより飲みやすくて良いな~と思いました。
平日のランチでしたが、続々とお客様が入り、おひとり様でも入りやすい、くつろげるお店でした。隣の席とそのまた隣の席のお客様はラザニアをオーダーされていて、得も言われぬ美味しそうな香りが…パスタも絶品でしたが、次は絶対ラザニアもいただいてみたいと思いました。
cafe nidoは、名前の通り訪れる人の巣のように、静かに落ち着けるお店で、お料理も素材の味を生かし絶品でした。智積院を初め三十三間堂や京都国立博物館からも近く、東福寺からも徒歩12分ほどなので、観光で歩き疲れた時のランチや休憩に是非訪れてみてはいかがでしょうか。
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